ランチは水炊きを食べたいとメールに書いて下さっていたれーちゃん。ぜひ水炊きを食べに行きましょう!と返信させていただきましたが、私も博多で水炊きを食べたことがなく、食べてみたいと思っていたことが実現することになりました。 天神やその周辺にも水炊きのお店が多くあります。その中かられーちゃんがお店を調べて下さいました。

今回は 電車の天神駅近くの【新三浦】というお店へ。
ビルの地下にあるお店で、行ったのはお昼少し前くらいだったと思いますが、すでに待っている人がいたものの、名前と人数をお店の人に伝えて間もなく早く店内へ入ることができました。

「そちらへどうぞ」と言われて行ってみるとその方向のテーブルにはすでに人が座っていて、回りを見回しても空席がありません。案内してくれたお店の人に聞くと、「そこのイスに座ってお待ち下さい」ということだったようです。「どうぞって言われて入ったらテーブルにつくと思いますよね~」と言いながら待っているとテーブルへ案内してくれました。

ランチ用に小さい水炊きと小鉢がついた定食もありましたが、せっかく食べるのだからとコースにしました。


「あとの予定があるので酔っ払うのはまずいけれど、せっかくだし、ちょっと飲もうかな」とメールに書かれていたれーちゃん。
「れーちゃんが飲まれるなら私もちょっと飲みます」と返信していたこともあり(笑)、れーちゃんはチューハイ、私は宮崎のそば焼酎雲海の水割りを注文しました。
(思っていたよりグラスが大きくてビックリ(笑))
コースには鶏皮の酢ものとささみのサラダがついていました。
「鶏皮の酢物、食べられると思う」とれーちゃんがおっしゃっていたのでお聞きすると、関東ではあまり食べることがないとのこと。こちらではボイルして食べやすいように切られた鳥皮が鶏肉と同じようにパックで売られています。味がついていないので我が家ではポン酢であえて小口切りにしたネギを乗せて食べますが、私はこの鳥皮の酢ものが大好きです。(味付けされた鳥皮が売られているところもあります)

  鶏肉が入った鍋や器などを手際よく準備してくれ、鍋が沸いたところで器に白濁したスープと塩、アサツキを入れて「最初にスープをどうぞ」と手渡してくれました。白濁したスープは鶏肉を煮込んで出たスープで、他の調味料などは一切使っていないとのこと、思っていたよりあっさりした、おいしいスープでした。

自家製のポン酢とアサツキを器に入れてくれ、「これからはご自由にどうぞ」とお皿に鶏肉を入れて渡してくれました。鶏肉は柔らかくて骨からほろっとはずれます。上品な味のポン酢ともよく合っておいしかったです。

豆腐や白菜、しいたけなどの野菜を入れながら食べ、終わった頃にお店の人が来て、残ったスープで雑炊がスープ御飯にするか尋ねられました。
2人ともスープご飯を選択。するとお鍋の中を網ですくって中に少し残った野菜などを取り出し、お茶碗によそったごはんにそのスープをかけ、塩とアサツキを入れてくれました。


ダシが出たスープは最初に飲んだ時よりも濃厚でさらにおいしくなっていて、でもサラサラッとごはんも食べることができました。おいしかったです~